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- 2023年10月11日
私の住む地域は粗大ゴミが一律で同じ金額。
こたつをゴミに出そうが、プラスチックの45ℓゴミ箱を出そうが同じ金額なのだ。
ただし、プラスチック、布製、木製であれば、40cmくらいに切って45ℓのゴミ袋に入れば、燃えるゴミとして出して良いらしい。
ならば、粗大ゴミの解体に挑戦してみようと思い立ったのである。
ノコギリとホットナイフどちらが良いのか問題
調べてみると、プラスチック製の粗大ゴミは厚さが薄ければ専用のノコギリで切るか、ホットナイフというもので溶かしながら切って小さくする方法があるらしい。
とりあえずやってみようということで、ノコギリとホットナイフ両方を購入。
口コミとか価格とか色々考慮した結果、ノコギリはこちらを購入↓
ホットナイフは、安くてコンパクトかつ使い勝手の良さそうなこちらにしました↓
刃先↓
両方試した結果
↓ホットナイフだと、切ると言うより、ずぶずぶと少しづつ溶かしていく感じ
↓切るのではなく溶かしていくためノコギリよりも時間はかかりますが、ホットナイフでもこのようにしっかり切れます
30分ほど作業した結果、断然ホットナイフでの作業の方が良いと感じました。
理由は以下。
ノコギリでプラごみを解体すると・・・
メリット
- まっすぐ切れる
- 力に自信があればホットナイフより早く切れる
デメリット
- 切る音がすごい。近所迷惑レベル
- プラスチックの粉がすごい出る。マイクロプラスチック問題。後片付けが超めんどい。
- 疲れる。力が結構必要。
総合的にみて、ノコギリでの素材ゴミ切断は、デメリットの方が大きく上回りました。
とにかく切る際にノコギリの刃とプラスチックの擦れる音がかなり煩くて、賃貸だとちょっと迷惑になりそうで出来なくなって中断しました。
さらに一番のデメリットはプラスチックの粉が大量に出てしまうこと。
(そのまま下水道に流れちゃったりすると、マイクロプラスチック問題につながります)
静電気のせいで掃除機のブラシにこびりつくわで後片付けがかなり大変でした・・・
なので結果、私はノコギリでプラごみ解体はおすすめできません。
ホットナイフでプラごみを解体すると・・・
メリット
- 音が出ない
- 力がいらない
- ゴミがほとんど出ない
デメリット
- 電源のある場所でしか使えない
- プラスチックを溶かす際にかなりの煙と匂いが発生するので野外(ベランダとか)での作業になる
- 刃先がめちゃ熱くなるので使い方に注意する必要がある
- ノコギリよりも切るのに時間がかかる
という感じです。
ホットナイフもデメリットは存在しますが、ノコギリよりもホットナイフのほうがはるかにおすすめです。
ベランダに電源を延長コードなどで持ってこれる等、作業できる場所が確保できるのであれば、ホットナイフでの作業の方が明らかに楽だし、ゴミ問題もそれほど気にすることはなくなります。
次にホットナイフでの作業の際に気をつけること、コツなどをご紹介していきます。
ホットナイフでのプラごみ解体の注意点
コンセントに挿してすぐだからといって、刃先を触るのは危険です。
刃先の交換や掃除は、コンセントに挿す前に行う。
コンセント抜いた後もしばらく5分以上は熱いので注意。安全なところで放置しておきましょう。
刃先はプラスチックを溶かすくらい熱くなります。
作業する床はコンクリートや石などの燃えないところで。
切っている最中に手がブレたりするのですが、その際に溶けたプラスチックが床に少し垂れてしまうことがあります。
ちょっとホットナイフから手を離す際、テーブルのふちなど不安定な場所に置くことは絶対にやめた方がいいです。
本体が軽くてコードの方が重いため、コードの重さに引っ張られてホットナイフが落ちる可能性大。
平らな床に置く、または絶対に落ちたり踏まれたりしない安全なところで一時的に置くのがベスト。
また、平らな場所でも自立して刃先を浮かせたまま置くことが難しいものもあります。
燃えやすい床、汚したくない場所では特に気を付けましょう。
ちょっと溶かし始めるだけで、匂いがきついです。
部屋などで作業は絶対にやめましょう。プラスチックの焼けた匂いが充満してしまいます。
白い煙も出ます。長時間の作業だと目が滲みてきて辛いので、作業用ゴーグルなど何かしら目を守れるものがあるとなお良し。
刃先に付いた、溶けたプラスチックから煙がモクモクでてきますので、集中しすぎて顔を近づけすぎに注意。
風向きなどを考慮して、なるべく煙が顔に当たらないようにしましょう。
作業終了後、刃先が汚れている場合は、刃先が熱いうちに厚手の不要になった布などで、刃先についた溶けたプラスチックをさっと拭き取りましょう。(燃えないように注意してください)
ホットナイフでプラごみ解体完了!
プラスチック製ゴミ箱は、ホットナイフでちゃんと解体できました。
このくらいのゴミ箱だと、作業時間は慣れると30分ほどでできました。
さらにさらに、衣装ケースまで切ることに成功!
45ℓのゴミ袋に入った!
溜まっていた大きなプラごみが、燃えるゴミとして出せる!!!
2時間で、ゴミ箱4つと、衣装ケース1つの解体ができた。
後日こちらを袋に入れて燃えるゴミに出したところ、きちんと回収されてました。
ヤッタネ!
しばらくは、ちょっとしたプラ粗大ゴミの解体はホットナイフにお世話になりそうです。
あまりにも不器用な人、せっかちな人、そもそも作業が面倒だと思う方は、潔く粗大ゴミとしてお金を払って回収してもらうことをおすすめします。
ホットナイフでプラスチックの粗大ゴミを小さくしてみた:まとめ
少しは誰かの参考になればと思って書いた記事ですが、いかがでしたでしょうか。
ホットナイフって、なんか職人さんが使うようなものだから危なそう、難しそうって思うかもしれませんが、私の感想としましては、使ってみるとそうでもなかったです。
ただ、プラスチックを溶かす煙はちょっときつかった。
ゴム手袋とマスクは必須です。
煙の匂いが体につくので、作業が終わったらお風呂に入ることをおすすめします!
出すゴミの数によっては、お金を払ってちゃんと回収してもらったほうが確実に良いです。
体力のある方や時間のある方に、購入をおすすめします。
もちろん、ホットナイフで解体できないような分厚いプラごみや、時間のかかる大きな粗大ゴミは解体するのがかなり大変ですので、ちゃんと粗大ゴミとしてお金を払って出してくださいね。
それでは!